こんな内容は会社のホームページではなかなか書けないので、このブログで書くことにします。あちらからこのブログにたどり着くのはなかなか大変なので、ここなら影響も少ないはずです。
最近、従業員や家族にはときどき話しているのですが、私が仕事をする上での基本的なこだわりがあります。結構これは優先順位が高くて、おそらく今後も大幅に変わることはないでしょう。

それは次のようなものです。

1. 目の前で困っている人がいれば、必ず手を差し伸べる。
2. 助けを求めている人がいれば、必ず力になる。
3. くだらない仕事は原則として引き受けない。

このように書いてしまうと、大抵真意は伝わらずにいろいろと誤解されます。私の表現に問題があるのは確かですが、そうした解釈をしてしまう人の考え方にも問題があるように思います。

というのも、上のような発言を見聞きすると、「俺も困っているから助けてくれ」という人が必ず現れるのです。ここで重要なのは上記のうちの3.です。「くだらない仕事は原則として引き受けない」これです。そして、「くだらない仕事」が何を指すのかを理解して欲しいのです。

私がいう「くだらない仕事」というのは、ごく簡単にいってしまえば、依頼者の私利私欲を満たすためだけの仕事のことです。なお、反社会的な仕事はくだらない以前の問題ですので例外なく引き受けることはありませんが、くだらない仕事はときどき引き受けます。どんな場合かというと、お金になる場合です。

どんなにくだらない仕事であっても、十分な稼ぎにつながれば、それを活かしてもっと有意義なことに還元することができます。上記1.と2.を目指しながらも、実際には力不足を痛感することも少なくありません。力をつけるためには、くだらない仕事も必要悪といったところでしょうか。

と、えらそうなことを書いていますが、実際にはどうしても事情が許さず、こだわりを貫けないこともやはりあります。それでも、理想に一歩でも近づく努力は続けたいものです。