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2007 05,16 10:11 |
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前回、前々回と、1.34.0のインストールで手間取った話をしましたが、よく見てみると、Getting Startedのページには続きがあるようで(ページ左下のNext:~)、そちらを見れば解決しました。以前とはあまりにも構成が変わっていたので見落としていました。不覚です。
ざっと見た感じでは、Visual C++でのインストールは、バージョンに関係なく msvc を選べばよさそうです。簡単になったといえばそうなのですが、バージョンアップのたびに構築方法が変わるのは、何とかしてほしいですね。 PR |
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2007 05,14 11:53 |
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前回取り上げたBoost C++ Libraries 1.34.0ですが、何とかインストールが終わりました。途中、大量の警告は出ていますが、たぶん大丈夫でしょう。
実際に、今回インストールした1.34.0はまだ使ってみてはいませんが、あるとうれしい人もいると思うので、ビルド済みのファイルをアップロードしてみました。圧縮ファイルで176MBもあり、解凍すると2GB近くになりますので、ディスクスペースが少ない場合は要注意です。また、ファイルの置き場所もそのうち変わる可能性大ですので、ご注意ください。 使ってみて、何かありましたらコメントでもください。お約束はできませんが、時間が取れれば調べてみます。 |
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2007 05,14 11:01 |
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5月12日付けで、Boost C++ Libraries 1.34.0が公開されました。Boost C++ Librariesは仕事でよく使いますし、TOPPERSカーネル用のコンフィギュレータのようにソースで公開しているものについては、最新版のBoostと組み合わせてもビルド&動作ができることを確認しておく必要もありますので、早速試してみることにしました。
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2007 03,17 11:12 |
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今年に入ってから、仕事でインタープリタを実装しています。BASICやスクリプト言語のようなインタープリタではなく、どちらかというと、マクロプロセッサに近いもので、テキストの一部を置換するのが目的のものです。その意味では、C言語のプリプロセッサとか、m4とか、PHPなんかに近いのかもしれません。
インタープリタの実装経験は初めてではありませんが、それまではどちらかというと動作させるだけのものでした。そんなわけで、動作させること自体はそれほど難しくもないのですが、結構面倒なのがエラー処理です。といっても、エラーを検出するだけなら割と簡単です。一番面倒なのは、エラーメッセージの生成に関する部分です。 特に、文法エラーが面倒です。例えば、 if 式 thenというコードがあったとして、仮にelseの綴りがekseになっていたとします。この場合でも、endifがあるので、ifブロック自体は成立してしまいます。今回作成しているような埋め込み型のインタープリタ(というかマクロプロセッサ)の場合、言語外の記述がソース中に普通に表れるので、人間が見ればすぐに間違いと分かる場合でも、ekseのスペルミスを指摘するようなエラーメッセージを出すのがなかなか困難です。 また、endifがなかったりスペルミスがあった場合でも、エラーの検出行のレポートが結構難しいのです。このような場合、エラーを検出した行は、ifが記述された行とするか、ソースファイルの終端行にするしかありません。しかし、いずれにしてもエラーメッセージを読んで、実際に問題がある行を特定するのはちょっと手間です。 そんなこんなで悩ましい部分もあるのですが、この手の仕事は面白いので、楽しくやっています。日程的に尻に火が付き出すと、楽しくとはいかないのでしょうけど。いずれ成果物を一般公開することになると思いますので、興味のある方は期待しておいてください。また、実装に使用しているBoost.Spiritに関するノウハウも、どこかで公開できればと考えています。 |
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2006 09,26 22:51 |
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昨日9月25日は、月例のコンポーネント仕様WGの打ち合わせでした。もう3年近く打ち合わせを続けており、毎年のように目標を設定しているのですが、なかなか達成できずにずるずるきています。
そんなコンポーネント仕様WGで検討しているTECS(TOPPERS Embedded Component System)ですが、TOPPERS/ASPカーネルへの採用予定を告知している関係もあり、ASPカーネルの予定が見えてくるとTECSの予定も見えてくるというか、そこまでに何とかせざるを得ないという雰囲気です。 例によって、あまり細かなことは書けないので、どうしても歯切れの悪い文章になってしまっていますが、TOPPERS/ASPカーネルの早期リリースがまもなく行われそうですし、他の理由もあって、来年のESECのころにはもしかしたら、と私は勝手に想像していたりします。 TECS自体ですが、正直言うと、あまりとっつきのよい代物ではありません。けれども、一度その旨みを理解できると、以後は無しでは済まなくなる(はず?)のものです。ASPカーネルも、JSPカーネルとは見た目からしてかなり変わっているので、両方あわせると最初は覚えることも多くなるとは思います。TOPPERSプロジェクトの成果物も、今後数ヶ月から1年以内に大きな節目を迎えることになりそうですね。 |
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