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2006 06,05 23:35 |
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JavaとかVisual Basicとかいくつかのスクリプト言語などでは、日本語(というか多バイト文字の)識別子が普通に使えます。実際に使っているのを見かけることはあまりないのですが、コーディングルールさえ適切に設定すれば、かなり便利なはずです。
C/C++ではどうかというと、一応標準規格では、前処理の最初の段階で、ソースコード中の多バイト文字は対応する国際文字名に変換されることになっているので、使えるはずなんですね。ところが、現実はどうかというと、実際に国際文字名をサポートしている処理系はほとんどありません。 では、C/C++では日本語識別子は使えないのかというと、そうでもありません。Visual C++ 2005では、(国際文字名とはちょっと違うようですが)Unicodeの識別子が使えます。国際文字名と違うといっても、ソースの字面は同じになるので、これでも規格厳密合致プログラムが書ける可能性があります*1。 Visual C++ 2005といえば、C++/CLIやら、接尾辞_sが付くへんてこな関数やらで、どうせ処理系に依存する可能性が高いので、移植性のないVC++専用のコードを書いても許される気もするのですが、日本語識別子は標準の範疇だという大義名分を持って、少しずつ取り入れていけたらなと考えています。 もっとも、移植性が要求される(標準の範疇なのに移植性に支障が出るんですね)開発や、コーディングルールの縛りがきつい開発では使えませんが、自分でどうにでもできる小規模開発を舞台に(実験材料にして)、日本語識別子を実務に使ってみることを、ここに宣言します。 年明け~来年の春ごろまでには、日本語識別子を実務で使用したときの感想や、直面した問題点、よかった点などをレポートできるかと思います。どうぞご期待ください。 現時点で想定している日本語識別子命名のためのルールを以下に列挙します。
*1 C++の場合です。C(正確にはC99)では、ソース中の多バイト文字から国際文字名への変換は処理系定義だった気がします PR |
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2006 04,21 01:09 |
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姉妹サイトである「TOPPERS/JSPカーネル ドキュメント」等でもお馴染みのDoxygenですが、最近では、ソースコードからのドキュメント自動生成だけでなく、ごく普通の仕様書や設計書を書いたり、ごく普通のウェブページを作ったりといった用途でも使い始めています。もはやDoxygenなしではやってられません。
そういうわけで、実は最新のDoxygenのドキュメントの翻訳計画を検討中だったりします。かなり前のバージョンのものは「Let's use doxygen!」というサイトにあるのですが、さすがに情報が古くなりすぎているのと、いまいち使い勝手が悪いこともあって、思い立ったわけです。 まあ、まだ計画段階なので、本当に実現するかどうか、実現するとしてもいつの話かわかりませんが、可能な限り、何とかしたいと思っています。ついでに、Doxygenの解説サイトも作れたらとも考えているのですが、ここのところ姉妹サイトが爆発的に増えたので、中途半端なものばかり作るわけにもいかず、難しいところです。 |
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