2025 01,30 14:28 |
|
2006 09,20 21:04 |
|
前回も少し触れましたが、調子に乗ってInfoseek マルチ翻訳で阿弥陀経を試してみました。結論からいうと、あまり芳しい結果は得られなかったのですが、それでも流石はInfoseek マルチ翻訳です。できないなりにも、一矢報いてくれました。
それでは、早速阿弥陀経を日→英翻訳した結果を見ていきましょう。まずはタイトルからです。 仏説阿弥陀経 翻訳結果は次のようになりました。 It is passed through Buddha's teachings Amitabha 「仏説」が"Buddha's teachings"であり、「阿弥陀」が"Amitabha"に当たるわけですが、"It is passed through"というのは一体何なのでしょうか?いろいろと実験してみた結果、そして残りがそれしかないことから、どうやらこれは「経」を訳したつもりのようです。結構いい線を付いていただけに、最後の詰めが甘いのが残念です。あるいは英文の方も、私が知らない、字面だけからは分からない深遠な意味があるのでしょうか? とりあえず、これだけでは分からないので、本文の翻訳も行ってみましょう。 如是我聞。 翻訳結果は次のようになりました。 I have heard thus. たった四文字ですが、普通は日本語とは言わない漢文、しかも白文を見事に翻訳しています。しかも、原文からは時制もアスペクトも読み取れない状況でありながら、事情を察して、現在完了形にしてくれています。この辺りはやはりすごいとしかいいようがありません。 ところが、次の文 一時仏在、舍衛国、祇樹給孤独園、与大比丘衆、千二百五十人倶。 になると、全く駄目でした。一応、翻訳結果を報告しておきます。 A living-in-, it is 舍衛国, 祇樹給孤独園, 与大比丘衆, 千二百五十人倶 Buddha at one time. 少しでも翻訳しやすいように、旧字体は新字体に直し、適当に句読点を入れているのですが、やはり駄目でした。 前回の般若心経にせよ、今回の阿弥陀経にせよ、元々翻訳できることは全く期待していなかったわけですが、その割には、一部分とはいえ、かなり頑張ってくれました。正直いうと、私はこれまでちょっとした翻訳にはExcite 翻訳を使用していたのですが、今回の調査でInfoseek マルチ翻訳に乗り換えることにしました。 調子のよいときは、機械翻訳に頼らなくても少しぐらいの英文は読むのですが、疲れてくるとどうしても英文を読むのは面倒になります。実際、英文を読むと非常に腹が減ります。そんな私には、こうした機械翻訳は強い味方です。 PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
ソフトウェア開発 ホームページ制作 はんこ 忍者ブログ [PR] |