2025 01,29 07:54 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2006 10,02 12:44 |
|
最近は、ハンカチ王子の人気もあって、のじぎく兵庫国体の話題をよく目にします。この国体の名称が冠している「のじぎく」というのは、いわゆる野菊の一種であり、私の出身地である姫路市大塩町が、隣町の的形と並んで「のじぎく」の最大の群生地として知られています。
そんなわけで、私が子供の頃には、近くの公園や山に行けば、のじぎくがそこら中に生えていました。元々が雑草系の植物ですので(汚いとは言いませんが)観賞用にはいまいちなのですが、それでも観賞用に品種改良された造り物の植物よりは自然なたくましさがあり、今でも割りと好きな植物です。 もし万が一、「のじぎく」というのを直に見てみたいという物好きな方がおられましたら、山陽電鉄大塩駅から徒歩で東に20分程度のところにある「日笠山」に登ってみてください。そんなに高い山ではありませんので、登山用の装備は不要です。それでも登るのは結構疲れますが、これからの季節のハイキングにはよいかもしれません。 山陽電鉄大塩駅には、大阪からだと、阪神梅田駅から直通特急に乗れば、乗り換えなしでいけます。JRは便利が悪いですが、明石で山陽電鉄に乗り換えるか、歩くのが好きな人はJR曽根駅から日笠山まで歩いてもよいでしょう(自転車でも10分はかかる距離です)。 なお、「のじぎく」をGoogleなどで検索しようとしても、国体の情報に植物に関する情報が埋もれてしまっています。植物について知りたい場合は、「ノジギク」または「野路菊」で検索するとよいでしょう。 ところで、この季節の大塩といえば、10月14日と15日に大塩天満宮秋祭りがあります。大塩の秋祭りは獅子舞がそれなりに有名です。今年は上手い具合に土日に当たっていますので、のじぎくだけ見に行くのももったいないと思われる方は、ついでに祭りも見物していってください(どちらがついでかはわかりませんが)。ただし、私が知る限り、大塩の町内には宿泊施設がありません。国体の終了後なので、高砂辺りでも宿泊施設は見つけられると思いますので、調べてみてください。 これは豆知識ですが、大塩の秋祭りを見物される場合、飲食物は、大塩天満宮の東にあるスーパー「トーホー」で購入するのがベストです。値段といい、質といい、出店に比べてずっといいです。また、松露焼は公園の北側に一軒だけポツンとやっている(そして大抵は行列ができている)出店で買うのが一番です。一応、ご参考まで。 PR |
|
2006 09,20 21:04 |
|
前回も少し触れましたが、調子に乗ってInfoseek マルチ翻訳で阿弥陀経を試してみました。結論からいうと、あまり芳しい結果は得られなかったのですが、それでも流石はInfoseek マルチ翻訳です。できないなりにも、一矢報いてくれました。
それでは、早速阿弥陀経を日→英翻訳した結果を見ていきましょう。まずはタイトルからです。 仏説阿弥陀経 翻訳結果は次のようになりました。 It is passed through Buddha's teachings Amitabha 「仏説」が"Buddha's teachings"であり、「阿弥陀」が"Amitabha"に当たるわけですが、"It is passed through"というのは一体何なのでしょうか?いろいろと実験してみた結果、そして残りがそれしかないことから、どうやらこれは「経」を訳したつもりのようです。結構いい線を付いていただけに、最後の詰めが甘いのが残念です。あるいは英文の方も、私が知らない、字面だけからは分からない深遠な意味があるのでしょうか? とりあえず、これだけでは分からないので、本文の翻訳も行ってみましょう。 如是我聞。 翻訳結果は次のようになりました。 I have heard thus. たった四文字ですが、普通は日本語とは言わない漢文、しかも白文を見事に翻訳しています。しかも、原文からは時制もアスペクトも読み取れない状況でありながら、事情を察して、現在完了形にしてくれています。この辺りはやはりすごいとしかいいようがありません。 ところが、次の文 一時仏在、舍衛国、祇樹給孤独園、与大比丘衆、千二百五十人倶。 になると、全く駄目でした。一応、翻訳結果を報告しておきます。 A living-in-, it is 舍衛国, 祇樹給孤独園, 与大比丘衆, 千二百五十人倶 Buddha at one time. 少しでも翻訳しやすいように、旧字体は新字体に直し、適当に句読点を入れているのですが、やはり駄目でした。 前回の般若心経にせよ、今回の阿弥陀経にせよ、元々翻訳できることは全く期待していなかったわけですが、その割には、一部分とはいえ、かなり頑張ってくれました。正直いうと、私はこれまでちょっとした翻訳にはExcite 翻訳を使用していたのですが、今回の調査でInfoseek マルチ翻訳に乗り換えることにしました。 調子のよいときは、機械翻訳に頼らなくても少しぐらいの英文は読むのですが、疲れてくるとどうしても英文を読むのは面倒になります。実際、英文を読むと非常に腹が減ります。そんな私には、こうした機械翻訳は強い味方です。 |
|
2006 09,20 01:56 |
|
最近はウェブ上でのサービスもいろいろ充実して便利になってきました。特に翻訳サービスを利用されている方は結構おられるのではないでしょうか?翻訳サービスも、以前は日→英と英→日ぐらいだったのですが、近頃は韓国語や中国語などにも対応し、ますます便利になっています。
このように便利になった翻訳サービスですが、翻訳の精度というのは、サイトによってまちまちです。一時期、Exciteの翻訳サービスで、「韓国の威信」とか「ハードディスク」とかを中→日翻訳すると面白いというネタがありました。中→日翻訳なのに、日本語を入れても、まともに翻訳できなくても仕方ないのですが、強引に処理してしまうところに妙なおかしさがあります。 さて、今回はタイトルでも取り上げたように、Infoseek マルチ翻訳についてです。私の性分というか、こういうのを見ると、到底翻訳できそうもない文を入力せずにはいられなくなります。今回も「一つイジめてやれ」と思って次の文を入力してみました。 摩訶般若波羅密多心経 するとどうでしょう。上の文を日→英翻訳すると、次のような結果になりました。 A mightiness wisdom attaining Buddhahood Prajna-para-mita-sutra 厳密に意味を汲み取れているかどうかはともかく、機械翻訳としては上出来です。普通の日本語には(摩訶不思議のような一部の例外を除いて)まず現れない「摩訶」とか「般若波羅密多心経」も意味を捉えていますし、一番驚いたのは、"A mightiness wisdom attaining..." の部分です。何と、意訳しようとしているではありませんか! まさか、このフレーズに特化した処理を特別に設けているのでしょうか?「もしかすると...」と、かすかな期待をこめて、次を入力してみました。 観自在菩薩行深般若波羅密多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。 日→英翻訳結果は次の通りです。 I watch 観自在菩薩行深般若波羅密多時, Teru, and it is five aggregate non-substantiality of all forms of existence of the world, degree all mischief and grievance. 流石にこれは無理なようです。しかし、「照見五蘊皆空」のあたりは、何とか翻訳しようとして、結構いい線を付いています。「五蘊」というのは「色」「受」「想」「行」「識」の集合のことですが、"five aggregate"というのは悪くないですね。一番驚くのは、"non-substantiality of all forms of existence of the world" の部分です。「五蘊皆空」の真意を読み取り、「この世の形あるものは全て実体がない」と言い当てています。 これ以上やると、流石にボロが出そうなのでやめておきますが、Infoseek マルチ翻訳は、特に慣用表現とも思えないようなフレーズまでどうにか意訳してしまうすごい性能のようです。 ところで、般若心経は(唐の時代のものとはいえ)一応中国語なので、中→日翻訳も試してみましたが、こちらはさっぱりでした。興味のある方はいろいろ試してみてください。しかし、般若心経はメジャー過ぎたのかもしれませんね。次は、阿弥陀経でも試してみましょうか。 |
|
2006 07,06 20:57 |
|
まずは次の方程式をご覧ください。
2 x = 3 xこの式の両辺を x で割ると、 2 = 3になります。一般に、任意の数 m, n に対して、 m x = n xの両辺を x で割ると、 m = nであり、故に「全ての数は等しい」ことになります。 そんなバカな!と誰もが思うでしょう。ところが、「全ての数は等しい」という命題をきちんと反証できる人は限られています。本来であれば、中学生レベルの学力があれば反証することは十分可能なはずなのですが、頭ごなしに「違う」とはいえても、なぜ違うのかを説明できる人は少ないのです。 そして、皮肉なことに、上のような「まやかし」に引っかかる人ほど、科学の万能性を主張しがちです。世の中そんなものなのかもしれません。 |
|
2006 05,01 23:51 |
|
久々に子供ネタですが、うちの長女は、小学校に入学したというのに、いまだに時計もまともに読めませんし、1時間というのがどれぐらいか、いまいちよくわかっていないようです。大体TVアニメが30分番組なので、それ2本分なわけですが、そういってもなかなかわかってもらえません。
かといって、理屈で説明するともっとわからなくなります。1時間というのは60分で、1分は60秒なわけで、だから1時間は3,600秒だといってみても、さっぱりわかりませんね。しかも、この説明は「1秒」というものを理解していなければ意味をなしません。 では、「1秒」というのは一体どれだけの時間なのでしょうか?これを説明するのは非常に難しいわけですが、元々の定義は、1日の86,400分の1の時間です。ところが、地球の自転周期は徐々に長くなっていますから、このような相対的な定義では、厳密な指標にはなりません。 そこで、いろいろと定義が改定された結果、現在では「セシウム133の原子の基底状態の2つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の91億9,263万1,770倍に等しい時間」と定められています。ちなみに、1メートルの定義は「1秒の299,792,458分の1の時間に光が真空中を伝わる距離」です。 メートルは何となくわかりますが、秒の定義はちんぷんかんぷんです。こんな説明を聞いてもちっとも嬉しくありませんし、ましてや、この定義を覚えたところで、あるいは理解したところで、1秒というのが一体どれだけの時間なのかわかりません。やはり、時間は体で覚えるのが一番のようです。 |
|
ソフトウェア開発 ホームページ制作 はんこ 忍者ブログ [PR] |